補・留学で学んだこと

あんまり書いた日記を読み返すことはないのですが読み返して「悟った気になっているような文章だなー」と思ったので補足を。


過去の日記にもあるように僕はずっと人との付き合いとかそういうものに対して苦手感を抱いていました。
「面白いってなんだろう」という疑問というか。
発表やスピーチなんかでは面白い、と言われたことが(少ないながらも)あるので
会話ではなんでできないんだろうという感じでした。


発表は一方方向。何かテーマにそって相手が知りたいことを言ってあげればいい。
けど会話って双方向じゃないですか。キャッチボールに例えると受け取りながら投げてときどき面白い球を投げて。
不器用な僕はそれができなくて悩んでいたのですが、迷う前にとりあえず投げてみればいいんだなーと。
最初は2,3個投げてみればいい。1個でも届けばそれを投げ返してもらう。


全然話が変わりますが、僕は末っ子なのでよくある末っ子の例に漏れず何かをもらうのが当たり前だと思ってしまう。
お兄ちゃんからおやつを一口もらうのが当たり前、親戚の席でお父さんに話を振ってもらうのが当たり前。
その姿勢はずっと取れませんでした。というか今でも取れていないかもしれない。
だけど友達と会い、知らない人と会い、僕なりに少し痛い目に会って修正してきた結果、少しはマシになった自信があります。


あんまり留学とか関係なくて、問題も解決策も自分の中にあって、それにまじめに向き合うか決めるだけで、
だけどそれになかなか気付けなくて、問題に気付いた今も解決策はまだよく見えてなくて、なんで泣きそうになってんだ僕は笑


芥川龍之介侏儒の言葉「マラソン」という題名の短文があったと思うんですが、
それをやっと理解できて嬉しくなってるのかもしれません。
知ると理解するは違うんだなぁとまた当たり前のことで感心したり。


宇多田ヒカルの「Be My Last」がすごく好きです。全然心境的にはかぶってないんですが。