誰にも言えない

公には言いにくいことってあるよね。
たとえば「数学なんて簡単だよ」
中学生が言えば「まだ知ってること少ないから言えるんだよ。じゃぁこの問題といてみ?」となるし数学者が言えば「あんたは特別(天才)だからそんなこと言えるんだ」となる。
他にも「学歴なんて関係ないよ」とか「世の中お金じゃない」とかいろいろありますね。
要は持っていないよりは持っていたほうがいいものを否定することは難しい。


どうでもいんだけど僕は今日課題で徹夜してました。
課題できゃーきゃー言ってられるうちはまだかわいいもんですが本人からしたら一大事なわけで、中途半端ながらも終わらせるために徹夜していたわけです。
そんな徹夜明けの頭で考えたのが「こんなことしてて金がもらえるようになるんだから変だよなー」と。
僕は僕の勉強してることがくだらないことだとは思わない。他の人がどう思うかは知らないけど。
そして僕はうまく卒業できてうまく就職できたらお金をもらえるんだろう。きっと一人暮らしぐらいなら何とかなる程度はもらえるんだろう。
でもそれってそんなに大事なことなんだろうか。
世の中に認められた仕事だったら親は安心するだろう。僕もするだろう。
学校の勉強の延長でお金がもらえるようになる。それが僕にはいまいちしっくりこない。
目標がなくて自信がない僕だからかもしれない。多くの人は「おかしんじゃねーの?」と言うかもしれない。
でもそんなことが分かっていても言いたくなる。
「僕が今しようとしている仕事はお金がもらえるほど大事なものなの?」
要は常識を否定することは難しい。