雑感

主観の話。
食べ物やさんに行ってごはんを食べる。
「あーおいしい!」と言って怒る人は少ないだろう。「うわーまずい」と言って怒る人よりはずっと少ないだろう。


この前ある人を見て僕は「学生っぽい」と言った。
すると「お前が言うな」というようなことを言われた。
からしたら「主観を話しただけなのに…失礼な言葉だったんかな」という感想。


物事に、その人の持つ主観に応じた数値をつける。0〜100ぐらいにしとこうか。
例えば「まずい」は30、「おいしいね」は60、「うまっ!!」は80、「うんまぁぁ…」は100と言った風に。
料理を作った人が自分の料理に対して80点をつけたとする。食べた人が60点のニュアンスの「おいしいね」と言ったら「分かってねぇな」という感じで不快になるかもしれないし、料理人は40点ぐらいなのに「おいしいね」と言われたらうれしいかもしれない。ここではややこしくなるから皮肉とかは省略。
それから判断するに、評価する側の点数がされる側より高くないと相手を不快にするんじゃなかろうかと。
だから「自分の料理はいっつも100点!」なんて人がいたら「うまぁ!」とかいっても全然足りないわけ。


僕は学生っぽいってのはそんなに悪口ではないと思っている。大学で追及する人のかっこよさは多少なり見ているつもりだし。
しかし問題は社会的に「学生っぽい」っていう言葉は「社会の大変さを知らずに遊んでいる」ようなニュアンスがある。


では僕は学生っぽい(60点)という感想を持ったときに相手にどう伝えればいいのか。
多分ね、多分だけど評価の根拠を相手に知らせて点数自体を見せるべきなんじゃなかろうか。
だって相手の価値観なんてわかんないから「学生っぽい」みたいに価値観のズレがあったらうまく伝わらないしね。


そして僕はもう一つ裏技を見つけた。
僕が低い点数だと思っているもので相手にしたら高得点の言葉があればさ。僕は低い点数をつけたつもりで相手にしたら褒められてるつもりでどっちにもストレスにならないんじゃないかな。
例えば「美しい」とかを最悪の悪口だと僕が思ってるとしたらいくら使っても人に不快感を与えずに悪口を言った気分になるんじゃないかな。


別に悪口が言いたいわけじゃないけど。
そんなこんなで小田和正くるりの"ばらの花"を聞いている。ものっすごくいい。